2010/07/01 (木)
皆さん、こんにちはLA森實です
ここ1週間ほど、山口は豪雨が続いていましたね 先週の土日は特にひどくて台風のような大雨でしたが、図書館の利用者は予想以上でした 「こんな雨の中でも図書館にやって来てくれた人のために、できる限りのサポートがしたい!」 と、むくむくやる気が湧いてきて、返本作業にも気合が入った森實です さて今日は、「修理って、実はこうやってるんです。」シリーズの2回目、 のりを使った修理について、ご紹介します。 ちなみにシリーズ1回目でご紹介した修理は、 5段階で表現すると、 レベル★★☆☆☆の修理レベルでした。 そして、今回ご紹介する修理は、 レベル★★★☆☆の修理レベルです。 では、早速行ってみましょう♪ こちらの本、中表紙と残りのページが完璧に取れてしまっています。 ①まず、1枚だけはがれてしまった中表紙を、テープでくっつけます。 ②次に、中身のページと、表紙の背表紙をのりでくっつけます。 このように輪ゴムでとめて、のりづけした部分を1日乾かします。 ――――翌日――――― さてさて、ちゃんとくっついてるでしょうか? ぱらぱらっとめくってみましたが、問題ないようです♪ 以上で修理完了です。お疲れ様でした! 追記:私たちが修理に使っているテープは、修理専用の特別なテープです。 市販されているセロハンテープなどで修理するとすぐに酸化してしまうので、 借りた本が破損していた時、あるいは破損してしまった時は、 ご自分で直そうとせず、カウンターの人間にお申し出ください。 よろしくお願いしますm(_ _)m それでは、次回もお楽しみに♪ LA森實
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2010/06/21 (月)
皆さん、こんにちは!LA森實です
今日は、「本の修理って、実はこうやってるんです」シリーズの番外編、 本の落書き消し についてご紹介いたします^^ ちなみに今回は、記事の最後に、私たち学生協働のメンバーから図書館を利用される皆さんに、 ひとつお願いごとをして、シリーズpart2に参りたいと思っています よろしくお願いします☆ ではでは本題です カウンターでは、本が返って来たら、まず最初に、本に落書きがされていないかチェックしています。 あ! このTOEICの本、書き込みがありますね~ こんな困った書き込みを見つけたら、その場でささっと消しちゃいます 所要時間約5分。綺麗に消えました 今回ご紹介した本は、こちら、 TOEICコーナーの問題集の本です。 もちろん、どんな本にも落書きはしてほしくありません>< でも、1番困るのが、こういった問題集への書き込みです なぜなら、問題集に答えを書きこまれてしまうと、次に使う人が非常に困るからです! 「鉛筆でならいいだろう」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、 頑張って消しても、うっすら跡が残ってしまってしまうこともあります。 また、私たち自身も、現在落書き消しにあてている時間を、 できることなら、もっともっとより良い図書館にするための、他の活動にあてたいと思っています。 皆さんどうか、本への書き込みはご遠慮ください。 私たち学生協働のメンバーから、お願いですm(_ _)m 番外編は以上です! 次回はシリーズpart2 どうぞお楽しみに~ LA 森實
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2010/06/15 (火)
皆さん、こんにちはLAの森實です。
突然ですが、今日のこの記事から、 「本の修理って、実はこうやってるんです。」シリーズ を始めたいと思います! 私たちの大切なお仕事の一つである、本の修理について、 数回に分けて詳しくご紹介していくシリーズです どうぞしばらくお付き合いくださいませm(_ _)m ではでは早速ですが、本題に入りたいと思います 今日は記念すべきシリーズ第一弾なわけですが、 破損本が比較的多い文庫本の中から1冊取り上げたいと思います こちらの文庫本、お分かりいただけますでしょうか? タイトルが見にくくて、 その上、背表紙がぱっくりと割れてしまっています (あらあら向こう側が透けて見えますね~) さてさて、こういった本を発見したら、私たちの出番です! この本を、なるべく元の状態に近づけつつ直していきます ①まずは、緑色の保護テープで、背表紙をおおいます。 ワーン♪ トゥーウ♪ スリー♪で背表紙のはみ出た部分はハサミでちょきん ②次に、テプラという機械で、背表紙のタイトルを作ります。 こちらがテプラです (えっとタイトルは~スピノザの『神学・政治論』で~訳者は~・・・) ・・・所要時間約3分・・・ できました できあがったタイトルシールを貼ると、こんな感じになります。 (すみません、ちょっとピンボケしてますね><) ③それから、タイトルシールがはがれないように、透明の保護テープでおおいます。 アーン♪ ドゥーウ♪ トロワッ♪ 背表紙からはみ出た部分は、こんな感じで折り込みます ④最後に、タイプライターで請求記号を打ち出します。 打ち出した請求記号も貼って、修理終了です ここまでの所要時間は、約15分 今回の文庫本は比較的軽い破損だったので、ちゃちゃっと修理できちゃいましたが、 ページがごっそり取れてしまっているものなんかは、 糊づけをしてから数時間かけて乾かしたりするので、もっと手間暇がかかります。 ちなみに、こういった本の修理は、普段カウンターで行っています そして、カウンターで破損本を見つけたら、なるべく早く修理して、なるべく早く書架に戻せるように皆で努力しています また、本の修理を効率良く行うため、そして、修理技術の向上を目指して、 破損本バスターズ(2010/05/21の記事でも少しだけご紹介しました)という活動も行われています。 次回は、修理本の番外編として、本の落書き消しについてご報告したいと思います お楽しみに^^ LA 森實
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2010/05/21 (金)
学生協働では、恒常的に本の修理も行っています。
その活動を支えているのが、破損本バスターズです! 今日も、16:00~17:30まで、活動が行われました。 テープや糊、その他さまざまな道具を使って、 なるべく元の状態に戻せるように工夫して修理しています。 こんな感じです^^ ・・・かく言う私は破損本バスターズの活動にはあまり参加できていませんが、 日常的にカウンターでも簡単な修理なら行っているので、 不器用ながら、私もカウンターで修理を頑張っています 私たちが愛情込めて修理した可愛い可愛い本たち・・・ 皆さん、大事に読んであげてくださいね LA 森實
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