本の修理って、実はこうやってるんです。 part2
皆さん、こんにちは四葉LA森實ですパー
ここ1週間ほど、山口は豪雨が続いていましたね汗
先週の土日は特にひどくて台風のような大雨でしたが、図書館の利用者は予想以上でしたダッシュ
「こんな雨の中でも図書館にやって来てくれた人のために、できる限りのサポートがしたい!」
と、むくむくやる気が湧いてきて、返本作業にも気合が入った森實ですチョキ

さて今日は、「修理って、実はこうやってるんです。」シリーズの2回目、
のりを使った修理について、ご紹介します。

ちなみにシリーズ1回目でご紹介した修理は、
5段階で表現すると、
レベル★★☆☆☆の修理レベルでした。

そして、今回ご紹介する修理は、
レベル★★★☆☆の修理レベルです。

では、早速行ってみましょう♪


こちらの本、中表紙と残りのページが完璧に取れてしまっています。





①まず、1枚だけはがれてしまった中表紙を、テープでくっつけます。





②次に、中身のページと、表紙の背表紙をのりでくっつけます。




このように輪ゴムでとめて、のりづけした部分を1日乾かします。






――――翌日―――――




さてさて、ちゃんとくっついてるでしょうか?




ぱらぱらっとめくってみましたが、問題ないようです♪






以上で修理完了です。お疲れ様でした!



追記:私たちが修理に使っているテープは、修理専用の特別なテープです。
市販されているセロハンテープなどで修理するとすぐに酸化してしまうので、
借りた本が破損していた時、あるいは破損してしまった時は、
ご自分で直そうとせず、カウンターの人間にお申し出ください。
よろしくお願いしますm(_ _)m


それでは、次回もお楽しみに♪


LA森實




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本の修理って、実はこうやってるんです。 番外編
皆さん、こんにちは!LA森實です四葉
今日は、「本の修理って、実はこうやってるんです」シリーズの番外編、

本の落書き消し

についてご紹介いたします^^


ちなみに今回は、記事の最後に、私たち学生協働のメンバーから図書館を利用される皆さんに、

ひとつお願いごとをして、シリーズpart2に参りたいと思っていますパー

よろしくお願いします☆



ではでは本題です太陽

カウンターでは、本が返って来たら、まず最初に、本に落書きがされていないかチェックしています。




あ!







このTOEICの本、書き込みがありますね~









こんな困った書き込みを見つけたら、その場でささっと消しちゃいますグー





所要時間約5分。綺麗に消えました音符








今回ご紹介した本は、こちら、








TOEICコーナーの問題集の本です。



もちろん、どんな本にも落書きはしてほしくありません><汗

でも、1番困るのが、こういった問題集への書き込みです汗汗

なぜなら、問題集に答えを書きこまれてしまうと、次に使う人が非常に困るからです!


「鉛筆でならいいだろう」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

頑張って消しても、うっすら跡が残ってしまってしまうこともあります。



また、私たち自身も、現在落書き消しにあてている時間を、

できることなら、もっともっとより良い図書館にするための、他の活動にあてたいと思っています。

皆さんどうか、本への書き込みはご遠慮ください。

私たち学生協働のメンバーから、お願いですm(_ _)m



番外編は以上です!

次回はシリーズpart2星

どうぞお楽しみに~ダッシュ



LA 森實




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本の修理って、実はこうやってるんです。part1
皆さん、こんにちは太陽LAの森實です。


突然ですが、今日のこの記事から、

「本の修理って、実はこうやってるんです。」シリーズ

を始めたいと思います!

私たちの大切なお仕事の一つである、本の修理について、
数回に分けて詳しくご紹介していくシリーズですパー

どうぞしばらくお付き合いくださいませm(_ _)m



ではでは早速ですが、本題に入りたいと思います四葉
今日は記念すべきシリーズ第一弾なわけですが、
破損本が比較的多い文庫本の中から1冊取り上げたいと思いますパー



こちらの文庫本、お分かりいただけますでしょうか?






タイトルが見にくくて、





その上、背表紙がぱっくりと割れてしまっています汗
(あらあら汗向こう側が透けて見えますね~汗汗)





さてさて、こういった本を発見したら、私たちの出番です!

この本を、なるべく元の状態に近づけつつ直していきますグー





①まずは、緑色の保護テープで、背表紙をおおいます。


ワーン♪


トゥーウ♪


スリー♪で背表紙のはみ出た部分はハサミでちょきんダッシュ





②次に、テプラという機械で、背表紙のタイトルを作ります。

 こちらがテプラです下下下



(えっとタイトルは~スピノザの『神学・政治論』で~訳者は~・・・)

・・・所要時間約3分・・・


できました星





できあがったタイトルシールを貼ると、こんな感じになります。
(すみません、ちょっとピンボケしてますね><汗







③それから、タイトルシールがはがれないように、透明の保護テープでおおいます。


アーン♪


ドゥーウ♪


トロワッ♪


背表紙からはみ出た部分は、こんな感じで折り込みますダッシュ





④最後に、タイプライターで請求記号を打ち出します。





打ち出した請求記号も貼って、修理終了ですチョキ




ここまでの所要時間は、約15分四葉
今回の文庫本は比較的軽い破損だったので、ちゃちゃっと修理できちゃいましたが、
ページがごっそり取れてしまっているものなんかは、
糊づけをしてから数時間かけて乾かしたりするので、もっと手間暇がかかります。

ちなみに、こういった本の修理は、普段カウンターで行っていますオッケー
そして、カウンターで破損本を見つけたら、なるべく早く修理して、なるべく早く書架に戻せるように皆で努力しています音符

また、本の修理を効率良く行うため、そして、修理技術の向上を目指して、
破損本バスターズ(2010/05/21の記事でも少しだけご紹介しました)という活動も行われています。



次回は、修理本の番外編として、本の落書き消しについてご報告したいと思いますパー
お楽しみに^^



LA 森實





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破損本バスターズ!
学生協働では、恒常的に本の修理も行っています。
その活動を支えているのが、破損本バスターズです!

今日も、16:00~17:30まで、活動が行われました。
テープや糊、その他さまざまな道具を使って、
なるべく元の状態に戻せるように工夫して修理しています。




こんな感じです^^





・・・かく言う私は破損本バスターズの活動にはあまり参加できていませんが、
日常的にカウンターでも簡単な修理なら行っているので、
不器用ながら、私もカウンターで修理を頑張っています音符

私たちが愛情込めて修理した可愛い可愛い本たち・・・
皆さん、大事に読んであげてくださいねlove


LA 森實

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