2023/07/24 (月)
こんにちは~
初めてブログを書きます、学生協働2年課題解決WGの岡田です! 今年も企画展示WGとの合同企画で、落書き本展示をさせていただける事となりました ![]() 今回のテーマは「50年先も読める本を」です!壮大で良い感じですよね。 ![]() 夏らしい爽やかなデザインになっております ![]() 総合図書館1Fロビーで只今展示中です! 皆さんに見ていただけるよう一生懸命作成しましたので、ぜひぜひ一度ご覧ください ![]() そして、気になるであろうポスター下の本たち。 こちらは、スタッフが個人の主観に基づき選出いたしました「衝撃!落書き本たち」になっております ![]() スタッフを震撼させた驚愕の落書き本たちを、ぜひ自分の目でお確かめください。 また、返却時に発見された落書き本は毎年集計をとっています。 去年の場所ごとの統計結果はこちら。 ![]() 去年は一年間で374冊の落書き本が発見されました…゚(゚`ω´ ゚)゚ビエン 利用される方が多いというのもありますが、やっぱり群を抜いて2F開架の蔵書に落書きが多いです… 他の利用者の方が心地よく使うことができるよう、発見次第スタッフのほうで修正作業を行ってはいますが、如何せん数が多いので、もし鉛筆で書き込まれた落書き本を発見された方は、1Fの総合カウンターまでお持ちください ![]() また、こちらは2F開架図書の中でも、どのジャンルがとりわけ多くなっているのかを分析したグラフです。 ![]() この圧倒的に多い400~499というのは、主に数学・理学・医学系の本に該当するものです。 勉強しているうちにゾーンに入ってしまって、ついついこれが借り物であるという意識が薄くなってしまうのか、計算式や傍線などの書き込みが多くみられます…。゚(゚´Д`゚)゚。 無意識状態になる前に、手元にメモ帳を準備してから勉強に励んでください ![]() 紙の本はどうしても年月とともに劣化しますが、その取扱いによって利用できる期間は大きく異なってきます。 図書館の本を50年後も読めるモノにするために、皆様ご協力よろしくお願いします!! 前期分の集計結果は十月ごろに載せます。 7/18時点で148冊もあるので、ここから増えないことを祈るばかりです... ではまた ![]() coming soon__
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| 総合図書館:活動報告::破損本・落書き本 | 04:01 PM | comments (0) | trackback (x) | |
2022/10/07 (金)
皆さんこんにちは。
学生協働2年の三町です。 時が経つのは早いもので、もう10月ですね。冬も近づいてきました ![]() 皆さんも体調には気を付けてくださいね! さて今回は、2022年度前期の落書き本の集計結果が出たので、ご報告します。 ※ 返却された図書に書き込みがされていた場合、私たち学生協働が書き込みを消しているんです。 前期(4月~9月)までの落書き本総数は192冊でした ![]() 一か月あたり32冊落書きされている計算になります。 発見された落書き本の傾向になります。 ・1,2号館2F開架の本が多い(88冊) ・400~499番台の本が多い(45冊) ・鉛筆の書き込みが最も多い(118冊) ・6月が最も多い(53冊) 1,2号館2F開架の本は利用者さんの多くが手に取る機会が多いため相対的に数が多くなるようです。 分類記号では数学・科学・医学分野の本である400~499番台の本に多く落書きが発見されました。 特に、計算式の落書きや〇印や傍線などの落書きなどが多かったように感じます。 6月~7月に落書き本が集中していることからも、テスト勉強やレポート作成で本を活用してくださる方が多いようです。 勉強やレポートで本を活用してくださるのは本当に嬉しいことですが、 ![]() ![]() 他にも使う利用者さんがいることを忘れずに、 本に書込みや落書きをしないように心掛けていきましょう! 落書き本0を目指し、私たちも対策など考えていきますのでご協力お願いします!! 図書館の本はみんなの本。少しでも長く読めるように大切に扱っていきましょうね ![]() ではでは ![]() 以上、三町でした。
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| 総合図書館:活動報告::破損本・落書き本 | 03:19 PM | comments (1) | trackback (x) | |
2022/06/05 (日)
皆さん、初めまして!
3年生にして初めてブログを書くことになった、学生協働3年の岩崎です ![]() さて、6月から総合図書館1階ロビーで落書き本の展示を行っています。 テーマは『本ノ取扱イノススメ』です! このように、実際に落書きされている本の展示をしています。 ![]() 去年、総合図書館ではなんと491冊もの落書き本が見つかりました ![]() 見つけ次第、学生協働のメンバーで消すように努めていますが、ペンやマーカーの落書きはもちろん消せず、そのまま本棚に戻すしかありません…。 鉛筆での落書きも跡になってしまうことがあります。 ![]() こんな落書きが借りた本にされていたら、困ってしまいますよね ![]() 当然のことですが、図書館の本はみんなのものです。 正しい本の取扱いをこの展示を通して、皆さんに改めてわかっていただけると嬉しいです。 それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました ![]()
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| 総合図書館:活動報告::破損本・落書き本 | 11:03 AM | comments (0) | trackback (x) | |
2021/06/11 (金)
こんにちは、学生協働3年の清野です
![]() 気象庁によると、中国地方は5月15日ごろ梅雨入りしたそうです。 早い梅雨入りに合わせ、改めて本の取り扱いについてのお願いです ![]() 1.本を濡らさない・濡らしても放置しない ![]() 本を持ち運ぶ際は、カバンの中でも濡れにくい位置に入れたりあらかじめ袋に包んだりして本が濡れないようにしましょう。 飲み物を片手に…という時にも、本に飲み物がかからないことはもちろんですが、冷たい飲み物が恋しくなる時期には結露にも注意してください ![]() うっかり濡らしてしまった!という時には、状態悪化を予防するため正しい処置をお願いします。 (濡れた本の正しい対処についてはコチラ) 2.本に臭いをうつさない ![]() 紙はにおいを吸収します。本も同様です。 タバコや香水、お弁当など特に強い臭いを発するものや場所には本を放置しないようにしましょう。 もし臭いが付いてしまった場合は、新聞紙にくるんでおくと取れます。 くるんでおく時間の目安は2~7日ほどです。 3.文字の上にふせんを付けない ![]() レポートや授業で本を使うと、目印をつけたりメモを残すために付箋を使うことがありますね。 ふせんののり部分は、古い本のインクをはがしてしまう恐れがあります。 ![]() ![]() ふせんを使う際には、文字部分を避けて貼り付け、使い終わったらすぐにはがしましょう。 本への書込みやページの折り曲げは過去の記事でも何度か呼びかけをしている通りです。 あなたが手に取る一冊一冊を、図書館に足を運ぶ人全てで共有しています。 どうか丁寧な取り扱いをお願いします ![]()
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2021/04/28 (水)
こんにちは
学生協働3年生の清野です ![]() 前回に続いて、和本の解説と作り方編です。 和本とは 今回作成した「和本」は、正確には「和装本」と言います。 いわゆる「ハードカバー」や「文庫本」を「洋装本」と呼ぶのに対し、日本で古来から作られていた伝統的な装訂の本を指します。 和本の特徴 ①項(ページ)が袋とじ状 ➁表紙と裏表紙はそれぞれ一枚ずつ ③ページと表紙の固定にのりは使わず、糸と紙のみでまとめる ざっくりと作り方 1.項の準備 項にする紙を半分に折ります。折り目と反対の辺がとじ代になります。 項には紙の中心に折るための目印があり、これを「魚尾(ぎょび)」といいます。 原稿・作文用紙の中央にある「【 」みたいな飾りは魚尾の名残だとか。 2.項をこよりでとめる とじ代の上下に穴を二カ所ずつあけ、こよりを通して結びます。 結んだらこよりに水を含ませゴムハンマーで平らにならします。 ![]() ![]() こうすることで糸が切れたとき項がバラバラになるのを防ぐのです。 ちなみにこよりを極めると、中央をつまんでもピンとしているこよりができます。 なんで骨を入れたみたいにしっかり作れるのかは分かりません。悔しい(´⌒`;) 3.表紙、裏表紙の準備 表紙紙に補強用の厚紙、項と接触させる紙の順で貼りつけます。裏表紙も同様です。 ![]() 4.和とじをほどこす 表紙、項、裏表紙を固定して糸を通すための穴をあけたら、針で四つ目とじに糸を通して完成です。 ![]() ![]() 綺麗に仕上げるコツは、穴を垂直に空けることです。 そのために全体をずれないようしっかり固定し、穴あけに使う千枚通しもまっすぐに固定させます。 ![]() 「ハンマーとか専用の道具なんて持ってないし…」と思われるかもしれませんが、 家にあるちょっとしたもので和本っぽいものを楽しめちゃうんです(o^皿^o)b お裁縫で使う針と糸さえあれば、和とじで豆本を作れたり、 講義資料が多くてホチキスが止まらない時、和とじでとめたり。 日本史とか文学関係の資料に施すと、それっぽくなってワクワクします ![]() (紙の量が多いと縫い針だけでは苦戦するので、カッターボードと千枚通しがあると良いですね) 「日本史の教科書で見たことある」的存在の和本ですが、 糸や紙の種類が多様で簡単に手に入る現代だからこそ 誰もが始めやすく楽しみ方の幅が広がる製本方法のように思いますねヾ(*´∀`*)ノ゛キャッキャッ 正直ハードカバーより和本の方がずっと作りやすかったので、 近いうち豆本を自分で作ってみようかなと思います。 ということで次回「洋装本編」 お楽しみにΣb( `・ω・´)グッ
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