2012/12/18 (火)
こんにちは、学生協働の貞森です。
連投すみません 今回は破損本修理ワーキングについてです 破損本修理ワーキングは破損本バスターズを前身とするワーキングです。 ワーキング名の通り、壊れた本を修理するワーキングなのです 前回の活動は、2012年2月…! その様子はこちら。 以降ワーキングとしての活動ができておらず、つまり一年生は修理方法を知らないので、 今回正式にワーキングメンバーを募り、活動することにしました! メンバーとして名乗りを挙げてくれたのは、 2年生の阿南さん、大村さん、1年生の金城さん、伊藤さん。 これから頑張ろうね! 今回は阿南さん・金城さん・伊藤さん・私の4人で、本を修理しました^^ 書架から壊れている本を取ってきて… さまざまな方法で修理していきます。 1時間半で、15冊程の本を直しました。 本の破損には様々な種類があります。 背表紙や表紙の分離、ページ破れや一部のページがごそっと外れているもの…。 セロハンテープで直してあったりして、思わずこちらが悲鳴を上げたくなるようなものも。 (本が破損してしまった時は、ご自分で直さず、カウンターにお持ちくださいね! 本専用のテープで修理いたします。セロハンテープは、年月がたつとテープ自体も紙も劣化してしまうので) これらは、本の製本方法によっても対処の仕方が異なります。 糸綴じなのか、無線綴じ(本の背が樹脂や糊で固めてあるもの)なのか。 本の特徴を知ることが一番大切なのではないかと私は思います …と、まぁいろいろ言う私ですが、まだまだ知らないことばかりで、専門的な修理はできず… 「これでいいのか?」と考えることもしばしば でも、これからもできる範囲で少しずつ修理していきますよ 9月のシンポジウムでもご質問(「どうやって修理するの?」)をいただいたので… 本の修理については、インターネットを探してみると結構ありますよ~ また、公立図書館で、本の修理の講習会が開かれていることもあります。 本の修理の仕方が書かれた本も出版されていますので、探してみてくださいね。 他にも、この協働ブログで、簡単なものではありますが、以前のワーキングの活動と合わせての修理方法を紹介している記事もあります。 参考までに。 ① ② ③ ④ ⑤ また活動したら報告しますね それでは!
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2012/02/20 (月)
こんにちは!
皆様いかがお過ごしでしょうか。 学生協働2年の貞森です。 今回は、先週(14日、15日)に行った、破損本の修理についてです 昨年は破損本バスターズなるワーキングが活動していたのですが、 先輩方もお忙しいようで、今年度に入ってからは活動できていないのが現状でした。 けれど、「実は本の修理の仕方がよく分かってない……」という声を耳にすることもあり、 「このままでは本の修理について知っている人が少なくなってしまう!」という危機感を抱いたので、今回ちょっとした講習会を開きました。 今回行ったのは、 ◆和紙を使ったページ修理 ◆背表紙の修理 ◆寒冷紗を使った修理 についての説明と、実際に本を使っての実践です 1日目は、白井先輩、善明ちゃん、山元ちゃんが参加してくれました! これは外れたページにのりをつけて、本体に差し込んでいるところ、そして背表紙の修理をしているところです。 皆真剣 続いては、和紙を使った修理。 破れたページには、和紙を貼って…… 和紙をつなぎとして、本体のほうと接着します。 三人がかりでの作業でした 最後に寒冷紗の説明をして、実際に寒冷紗テープを用いて一冊本を修理しました 1日目はこれで終了です 2日目は、浅野先輩、森實先輩、阿南ちゃん、上村ちゃん、河崎ちゃん、松崎ちゃんが参加してくれました 1日目に大半の本を修理してしまったため、2人組になって一冊の本を直していきます。 こちらは背表紙の修理。 先輩方は外れたページの修理をされているようです。 2日目は、ページが破れた本がなかったため、普通の紙を使って説明・実践しました。 寒冷紗テープでの修理が必要な本もなく、説明だけで終ってしまいました… 2日目も、これで終了です 参加された皆様、お疲れ様でした! 少しでも様々な本の修理の仕方がわかってもらえたなら嬉しいです。 是非実地で実践していってください 最後に、私が思うことを少しだけ書き残していきます。 続き▽
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2010/11/01 (月)
こんにちは。3年の原田です
今日から11月だぜ でも先週の寒さが少し和らいだのかな?朝から日差しが暖かいです。 ところで、皆さんは今年が国民読書年であることをご存知でしたか? 昨日10月31日は、山口県立山口図書館でその関連行事が行われました。 その名も「本は心の宝物~製本と修理~」 県立図書館の職員さんに、修理・修復と製本の仕方を教えてもらうという体験会です。 これは。。。。バスターズとして参加しないわけにはいかない!! というわけではありませんが、正しい本の取り扱いを学ぶべく、有志のメンバーと職員さんで参加してきました まずは先日の活動でも行った、和紙と大和糊による修理です。 破れたページのくいさきにのりをのせてくっけています。 こんな感じです。 浅野さんも宮本さんも頑張っています 次は糸綴じとテープによる製本です。 穴をあけて、麻糸で綴じて テープを張れば。。。(貞森ちゃん、真剣!!) 完成です 個人的に、一番おもしろかったのが和綴じでした。 原田、一心不乱に穴をあけております。1回自分の手を叩いてしまいました 山崎先輩、素敵です 手芸用の糸で綴じていきます。 今回は綿でしたが、絹の方がいいんだとか。。。。 こちらは透明ブックカバーかけ。 山大の図書館ではしていないので、初体験でした。 空気が入らない様に、ゆっくりはがしていきます。 貞森ちゃん、とてもきれいに仕上げたので、県立の職員さんにほめられていました~ こっそり、職員さんたちの作業の様子も撮りました さて、ながいながい報告になりましたが、ここまで見てくださった方ありがとうございます やはり、自分の手で作ったものは愛着が湧きますね。和綴じ本、大事にします!! 山大の図書館の本にも、私たちが整備や修理を施したものがたくさんあります。 図書館を利用する皆さんには大事に本を扱ってほしいな、と思っています。 では、今日はこの辺で
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| 総合図書館:活動報告::破損本・落書き本 | 10:54 AM | comments (0) | trackback (0) | |
2010/10/19 (火)
へい
みんなが待ってた原田だぜ 満を持して登場 ふざけてすみません。。。落石さんにそそのかされました(笑 昨日は破損本バスターズの活動をしましたえっバスターズをご存じない? 何たることよ 破損本バスターズとは。。。 図書館内の壊れた本を修理する活動です。クラッシャーズじゃないよ 去年から活動しているワーキングですが、後期もばりばり修理します さて、今回から新人さんたちも活動に参加してくれました 先輩達からレクチャーを受け、ページののりづけや背表紙の修理を行いました。 これまで、のりやテープ中心に修理していましたが、新しい修理方法として和紙を使いました 紙の持つ柔らかさを生かして本に優しい修理ができました。 たとえば、よく修理の対象になる文庫本 2冊とも表紙が取れています。 水に溶いたのりでくっつけて、一晩乾かします。 これは入院中の状態です。 棚において、乾くのを待ちます そして、次の日。。。 じゃーん きれいに直っちゃいました ベテランの米ヶ田さんが丁寧に修理してくれています。 これは、テプラの使い方を伝授しているところです。 こうやって、後輩が技術を受け継いでくれるといいなあ 破損本は本が使われる限りなくならない。。。 この山大図書館から壊れたを救うために、我々の闘いは今後も続く。。。 to be continue(つづりあってる?) また更新するから待っててくれよな 追記:いつもはこんなテンションじゃないんです LA原田
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2010/07/01 (木)
皆さん、こんにちはLA森實です
ここ1週間ほど、山口は豪雨が続いていましたね 先週の土日は特にひどくて台風のような大雨でしたが、図書館の利用者は予想以上でした 「こんな雨の中でも図書館にやって来てくれた人のために、できる限りのサポートがしたい!」 と、むくむくやる気が湧いてきて、返本作業にも気合が入った森實です さて今日は、「修理って、実はこうやってるんです。」シリーズの2回目、 のりを使った修理について、ご紹介します。 ちなみにシリーズ1回目でご紹介した修理は、 5段階で表現すると、 レベル★★☆☆☆の修理レベルでした。 そして、今回ご紹介する修理は、 レベル★★★☆☆の修理レベルです。 では、早速行ってみましょう♪ こちらの本、中表紙と残りのページが完璧に取れてしまっています。 ①まず、1枚だけはがれてしまった中表紙を、テープでくっつけます。 ②次に、中身のページと、表紙の背表紙をのりでくっつけます。 このように輪ゴムでとめて、のりづけした部分を1日乾かします。 ――――翌日――――― さてさて、ちゃんとくっついてるでしょうか? ぱらぱらっとめくってみましたが、問題ないようです♪ 以上で修理完了です。お疲れ様でした! 追記:私たちが修理に使っているテープは、修理専用の特別なテープです。 市販されているセロハンテープなどで修理するとすぐに酸化してしまうので、 借りた本が破損していた時、あるいは破損してしまった時は、 ご自分で直そうとせず、カウンターの人間にお申し出ください。 よろしくお願いしますm(_ _)m それでは、次回もお楽しみに♪ LA森實
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