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山口大学図書館では、図書館サービスの向上や、ピアサポート、学生のキャリア形成支援を目的に掲げ、2006年より学生協働という活動に取り組んでいます。
このブログでは学生協働の学生(LA:Library Assistant)が主体となって、活動の様子や図書館からのお知らせなどを掲載します。

萩市立図書館に行ってきました!
みなさん、こんにちは。
帰路の車酔いから復活した森實ですチョキ
ついさきほど萩から帰ってきたばかりなのですが、鉄が熱いうちにブログに感想を書こうと思います!

本日10月12日に、萩市立図書館で、公立図書館職員等専門講習会が行われました。
「参加したい人がいるなら、一緒に連れていってあげるよ」と声をかけていただいたので、
LA4年の浅野さんと森實が講習会にお邪魔させていただきましたにこっ

9時に山口大学を出て、10時過ぎには萩市立図書館に到着しました。
今年の3月に建てられたばかりなので、外も中もとってもキレイでしたぎょ






壁も床も木目調なので、木のぬくもりが感じられてホッとできます音符




本編に入る前に…チューリップ森實のプチ解説チューリップ

今回お邪魔させていただいた萩市立図書館には、特筆すべき2つの大きな特徴があります。

一つ目は、2011年3月からNPO法人が図書館を運営しているという点です。
偶然私の地元の四国中央市立図書館も、最近NPO法人に業務が委託されましたが、
全国的に見れば、NPO法人が運営している図書館というのは、
民間企業が運営している図書館に比べれば、まだまだ珍しいと思います。


二つ目の特徴は、本にICタグがつけられている点です。
ICタグはバーコードの代わりです。
ICチップ自体が磁気を発しているので、機械の上に本を載せるだけで、貸出・返却ができます。
貸出の様子を実際に見せていただきましたが、バーコードを読み取るよりもはるかに早かったです。


…以上解説終わりチューリップ

これで予備知識はばっちりですね音符
それでは、早速本編に参りましょう!




10時30分から、講習会がスタートしました。

午前の部は、萩博物館特別学芸員の一坂太郎さんより、
『司馬遼太郎が描く幕末長州』というタイトルで、お話をお聞きしました。
「司馬さんはこう書いてるけどこれは史実じゃないよ、ほんとうはね…」という興味深いエピソードがいっぱいでしたパー




そのあと、12時から13時までお昼休憩をとりました。
図書館に併設されているカフェ「ぶらり」さんで、カレーライスをいただきましたカレー







職員Kさん、ごちそうさまでしたハート
「ぶらり」さんも、ありがとうございました!
カレーライス、美味しかったですにかっ




お昼休憩のあと、13時から午後の部が始まりました。

鳥取県立図書館職員の小林隆志さんから、
『図書館のビジネス支援』というタイトルで、お話をお聞きしました。
図書館におけるビジネス支援とはいかなるものか、というのがお話の内容だったのですが、
「図書館の必要性を分かってもらうために、図書館員は努力しなければならない」という言葉が1番心に響きました!
学生協働も、もっとたくさんの人に知ってもらって、「大学図書館には学生協働が必要だ」と思ってもらえるように、
これからはもっと外に発信していくことが必要なんじゃないかな、と思いましたあうっ





15時からは、萩市立図書館の電子図書館の説明を受けたあと、館内を案内していただきました。
以下、「山口大学でもやりたい!」と思ったところを挙げて行きます。

1つめ。


少し見えにくいかもしれませんが…お分かりいただけますか?
本と本の間に差し込むタイプのサインなのですが、L字型になってるので本を抜いてもポロポロ落ちることがありません。
「これいいよね~」と、一緒に見た職員さんと褒め合ってました。



2つめ。


こちらは児童書の展示なのですが、
企画展示もこういう風に壁に立てかける感じで展示したいなぁと思いました。
表紙が見えると人目を引くし、この方が本を手に取りやすい気がしますパー




今回の講習会に参加することで、たくさんの刺激を受けることができました。
「山口大学でもこれやってみたい!」というのが後から後から湧いてきました。
萩市立図書館さん、講師の一坂さん、小林さん、連れて行ってくださった職員Kさん、写真を撮ってくださった職員Sさん、車酔いでへろへろの森實を介抱してくれた浅野さん、本当にありがとうございました!!


LA4年 森實



続き▽で、番外編として個人的に面白いなぁと思った点を書いています。
お時間あれば読んでみてください四葉


萩市立図書館では、雑誌の購入費を寄付してくださった方のお名前をその雑誌の棚に貼って表示することで、感謝の気持ちを表しています。



『日経WOMAN』の購入費を寄付してくださったのは、伊達直人さんだそうです。
以前、福祉施設にランドセルを寄付してくださった同名の伊達直人さんが、一世を風靡しましたよね。
この方の本名も、きっと伊達さんではないのだろうなぁと思い、せっかくなので記念撮影させていただきました。
萩には粋なセンスをお持ちの方がいらっしゃるのですねオッケー





こちらは山口国体に関する資料の展示です。
うちもこういう展示をすれば良かったなぁと、そしたらもうちょっと国体に向けて盛り上がった(かも)と、ちょっと反省しましたあうっ








萩市立図書館でも、消しカス入れが置かれていました。
うちのよりも大きめで、しっかり目の紙で作られていました。



他の図書館さんの創意工夫を見ると、自分たちも真似してみたい!!という発見がいっぱいありますよね♪
今回行けなかった学生協働の皆さんも、次回都合が合えば、ぜひ参加してみてください!
ものすごく勉強になりますよ~にこっ
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| http://www.lib.yamaguchi-u.ac.jp/blog/index.php?e=162 |
| 総合図書館:活動報告::学習会 | 06:23 PM | comments (3) | trackback (0) |
矢田さん

こんにちは♪コメントありがとうございます!
L字型のサインですが、材質はきっとプラスチックだったと思います。
質感や厚みとしては、「下敷き」が1番近い感じです。

>下が平面になっていて、本の下に差し込むイメージで、それに垂直に縦型の板がついているのかな?
はい!おっしゃる通りです!

>縦と横の板同士の接着面が少ないように思えるのですが、強度なんかは問題なさそうでした?
確かに接着面は少なかったです><
でも、触ってみると意外にしっかりしていて、抑えの本無しでも自立してましたし、強度はそこそこありそうでした。

島大さん、フットワーク軽いですね~
私たちも「L字型いいなぁ」と言い合ってるところなので、もしかしたらL字型サインが中国地区で増えるかもしれませんね^^



真衣ちゃん

昨日はお疲れさまでした!コメントもありがとう♪
本当、学生協働の全員を連れて行きたいくらいだったよね~
| 4年 森實 | EMAIL | URL | 2011/10/13 09:10 AM | jg.3JhhA |

島根大学の矢田です。いつも楽しい記事をありがとうございます。

L字型のサイン、私も気になります。材質はプラスチックですかね。

ちょっと形状が分かりにくいのですが、下が平面になっていて、本の下に差し込むイメージで、それに垂直に縦型の板がついているのかな?
縦と横の板同士の接着面が少ないように思えるのですが、強度なんかは問題なさそうでした?

島大の学生たちも山口大学さんほかを見習って、見出し板を張り切って作成している最中なのですが、参考になるかなと思いまして。
ちょっと高そうな気もしますが、カタログでも探してみます。

ウチの図書館にも伊達直人さん来てくれないかしら。
| 矢田(島大) | EMAIL | URL | 2011/10/13 12:18 AM | lui6maH. |


ブログ更新お疲れ様!
体調も良くなったようで何より♪

本に挟まっていたL字型のサインには、私も感心させられました。
「利用者あっての図書館」という当たり前のことを
改めて実感できたような気がしています。

公立図書館の講習会は初参加でしたが
これは学生協働メンバーなら行って損なし!(笑)ですね。
| 4年 浅野 | EMAIL | URL | 2011/10/12 08:45 PM | YpMfBjg2 |











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