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山口大学図書館では、図書館サービスの向上や、ピアサポート、学生のキャリア形成支援を目的に掲げ、2006年より学生協働という活動に取り組んでいます。
このブログでは学生協働の学生(LA:Library Assistant)が主体となって、活動の様子や図書館からのお知らせなどを掲載します。

フランスへ行ってきます!
こんにちは。
ほぼ一年振りのブログへの登場となる、LA3年の薮中です汗

実は私、この9月から大学を休学して、フランスリヨン語学留学することになりました四葉
なので、先日行われた定例の打ち合わせでは、少し話をする機会を設けていただいたのですが、その打ち合わせに来られていなかったメンバーの方もいらっしゃいましたので、ここで改めて簡単に挨拶させていただこうかなと思い、今回の記事を書くに至りましたパー

さて、また帰ってきて後お世話になる身ではありますが、これまで本当にお世話になり、ありがとうございました!
不肖薮中、行ってまいりますノノ
きっと、いえ、おそらく、いや、たぶん、大きくなって帰ってきますので、楽しみにしていてくださいね(*^-^*)

はい。簡単といえば、簡単だけれども、本当は一番にこの言葉が口をついて出てこなければいけませんでしたね雲
あの時どうしてこんな大切なことが言えなかったのか、と、なんとも自分の人間性の低さを痛感して、情けなく思っておりますしくしく


さて、以下に、打ち合わせの後に綴った、4千字程度の文章を載せさせて頂きますダッシュ

理屈好きな性格のため、稚拙なうえにややこしい文となっておりますが、気が向いた方はお付き合い頂けると嬉しく思います音符音符
また、同様の文章を、自分の個人のブログにも載せています(画面右側の僕のプロフィールを見てみて下さい!星

ではまたお会いする日まで太陽
僕はきっとどこにいようと元気ですから、皆さんもお体を大切に元気でお過ごしくださいにこっ



再会の日に、僕自身が成長していることに、ほかの誰よりもまず僕自身が大いなる希望を抱いて―
Au revoir―



LA3年 薮中




フランス行ってきます! ~学生協働の皆さんへ~

8月4日、図書館の月例打ち合わせにて、フランスへ行く前の思いを語った。
僕にとって今年最後の学生協働の打ち合わせだったので、職員さんが話を振って下さったのである。もちろん、留学への想いを、ではなく、最後に一言何か挨拶を、ということで、だったのだが、僕の口から咄嗟のうちに発せられたのは、自分がこれからフランスへ向かううえでの心構えについてであった。

今回の打ち合わせが、学生協働のメンバー大勢と顔を合わせる最後の機会。だから、僕がそこで何かを語ることになるかもしれない、ということは事前に予想されていた。そのためにここ数日間、何を話すか考えてもいた。しかし、僕はあえてその思案をまとめ、しゃべる手筈を整えるということをしなかった。それは、僕が「緊急時において正しい選択が出来る大人」をこそ目指しているからであり、そしてまた、僕自身の言葉で語りたいという想いがあったからであった。

僕は「ここで僕が何を話せるかを自分自身が楽しみにしていた」と言ったのだが、その態度だけは評価したいと思う。というのは、語った内容についてはぐだぐだと取りとめのない事柄となってしまったが、これから先、僕は幾多の予想を超えた出来事と出会うだろう。それらの出会いに対して積極的に関わりを持つ、あるいは興味関心を寄せるとった姿勢を持たなくしては、せっかくの出会いを台無しにしてしまい兼ねないという思いがあるからである。出会いは人を成長させる。と言うよりもむしろ、人は出会いの中でのみ成長していく。出会う対象は、人とは限らない、ということは言うまでもない。

フランスで何をするか自分でも把握していない。何を目的として留学するのかと問われれば、表面上取り繕えるくらいの言葉は用意できるだろうが、事実僕は、僕がこの先どうなってゆくかの見通しを全く持っていなのである。予想していなかった何かに出会うということ、唯一そのことしか僕には予測しえないのだ。しかし、否、それ故にこそ、僕は僕自身が何に興味・関心を持ち、どのように変わっていけるのかということに対して、大いに楽しみだという心持でいるのである。「その場」という言葉を繰り返し用いたのも、このような心理的背景があったからであろうことは容易に想像される。その場その場において、どう関係を築けるか、どう関係を持てるか、その一瞬の内で、自分がどう対処し、それに応じてどう成長していけるのか、果たして僕の興味はその点に集中しているのである。今回の準備の全くない「語り」は、ここから生まれてきたものだ。ゆえに、僕の留学生活は、僕の心理的側面において既に始まっていると言えるかもしれない。



緊急事態とは、その事態が予想され得ない事態のことを意味する。だから、原理的に今回の僕の「語り」は緊急時においてなされたものではない。僕がそれに似せて作ったものである。その中で、僕はあの程度にしか語れなかった。しかし、「あの程度にしか語れなかった」という事実・自己認識が、僕自身に対して即座に「君は現状ではその程度の実力しか持ち得ていないのだよ」と伝えてきてくれたことは確かだ。ゆえに僕は、反省はしても後悔はしていない。例えば、反省の内容はこうだ。僕は意識に囚われた。自分が何を話せるか楽しみにしていたのにもかかわらず、何かを話さなければ、何かを伝えなければというような意識に囚われてしまった。そんな自己の知覚を、僕はこの先に活かしていきたい。ゆえに僕は僕の望む道をまた一歩踏み出せた気がしている。そして、己を知り、己を鍛え、己を磨くという無限の繰り返しの中に、今私は存在し得た、という気がしている。

それに、今回の「語り」に用いた言葉はどれも、僕自身の言葉であった。確かに、事前にセリフを用意することは出来た。それも僕の言葉だと言えないことはない。ただ、その様にしてしまうと、僕は自分の「語り」を用意した内容に即して評価してしまいかねないと考えたのである。つまり、その時僕の言葉は、僕の身体性から完全に切り離された、想いの無い軽い言葉となってしまうような恐れが僕の中にあったのである。

久々に緊張してしまった。だが、その緊張からくる声の震え、呼吸のリズムの微妙なみだれ、あるいはまた言葉の選別にかかる時間によって生じる間、醸し出される緊迫感、etc…など、コミュニケーションを成立せしめる多くの要素が、僕の言葉に僕自身の身体性を孕ませることが出来たのではないかと思っている。無論、評価を下すのは僕ではなく、僕の「語り」を聞いた一人一人の人間であるから、その前提を抜きにして話をすることは出来ない。ただ、自分自身ですら感じたことがある。あの時の緊張は、僕が単に皆の前で話をするということのみからくるものではなく、未来への様々な不安を先取りしたことによる緊張でもあったのではなかろうか。

もしこの事後的に獲得された自覚が、他者にも共有され得ることがあったとすれば、僕は僕自身の言葉で語ることが出来たといえるのではないか、と淡い期待を寄せつつも、やはり準備しておけばもっとしゃきっとより話されるべき内容を語れただろうな、と反省している。



さて、もう少し話を続けてみよう。(もっと学生協働との関わりのある話を、ね。)



僕は大人になりたい。その想いが僕をフランスという地へ赴かせる。今年の誕生日、兄から一通のメールをもらったのだが、そこに「大学に入ってから人間的にやらかさが出てきたね」と記されていた。

僕が学生協働に参加しないかと声を掛けてもらった時、僕の首を縦に振らしめたのは、僕が僕自身の内に感じていた<社会的な申し訳なさ>であった。親からの仕送りで生活させてもらっている身であり、国のお金で勉学させてもらっている身であった僕には、例えばバイトをして自分の授業料をかせいでいるような友人に対して、とても引け目を感じていた。社会的貢献、という観点からも、自立性という観点からも、である。実際今になって思い返せば、これも我が身の傲慢さである。

得てして僕は完璧主義者であった。学生の身分として勉学に励むということが、僕が社会的に背負った役割だと思っていたし、今もそう思っている。しかし、完璧を求めていた僕は、あらゆる点において秀でた存在としての自己の確立を目指していたのだ。公共の場で働くという体験、それは僕自身を高みへと運ぶものであると思われた。そうでなかったとは言わない。むしろ、僕が想像していたものとは別の形で体現されていった。

僕が気付くことのできた社会の一面、それは<関係性>という言葉の内に収斂されるものである。共に働かせてもらう職場の方々や、仲間との関係、そして僕を従業員として関わってくる利用者さん方との関係。その他の場面においても、僕は様々な関係の内に身を投じていくことになったのである。

<私>というものは、他者の中に存在するものだということは、前々から頭では理解していた。しかし、それを実感させてくれたのは、この学生協働での活動を通してであったと思う。僕は相手にとって他者なのだ、という自覚。それはつまり、こちらの理解の範疇に相手が収まらないかもしれないということと、相手の理解の範疇にこちらが収まらないかもしれないということとを自覚したうえで、どのような関係を築いていけるのかということに能動的な姿勢を示すことである。

利用者さんがどのような反応を示すかによっても、僕は僕を省みることが出来た。例えば、利用者さんに対して「知りません」「分かりません」と思考停止的な態度を取ることの恐ろしさや、また「これはこうだろ」という主観的な観測を押しつけることの罪悪によって、僕は手前が何を知っているのか、手前に何が分かるのか、という自己批判的要求を受け入れることが出来たのである、また、学生協働の持つメンバーそれぞれの主体的・積極的な関わりによって活動がなされていくという学生協働が持つ集団の特殊性において、僕がどのような立ち位置を取り得るかということを考えさせられたのも、とてもいい経験となった。というのも、僕はこれまで集団において常に先頭の位置にいたからだ。中学高校とも、所属していたサッカー部ではキャプテンを務めていた、というのが、その辺りのことである。だから、一集団の構成員として、頼りないながらも自分の果たせる責は何かということに、真剣になれたのである。もっとも、妙なプライドや、僕がいなくてもという自虐の念が、積極的な活動への参加から僕を遠ざけてしまったのだが。



自分に固執しないこと、そして自分の価値判断を疑うという姿勢、これらを少しでも得られたことが、僕の「人間的なやらかさ」として表出してくれているのなら、僕はそれをとても嬉しく思う。

しかし、僕は果たして「大人」への道を歩み出せているのだろうか?そもそも「大人」とは何なのか。一つとして思い至ることは、「緊急時において正しい選択ができる人」が「大人」であろう。だから、最初に「「緊急時において正しい選択ができる大人」という表現を用いたが、あれは一種のトートロジーである。ただ、「大人」の定義はそれだけではなかろうと思う。物凄く大雑把な捉え方をするなら、「物事のよく分かる・分かっている人であり、その視線が事象の深くを捉えている人」が「大人」であろうか。少なくとも、これらが僕の漠然とした「大人」像である。



ルネサンスが、生活水準の豊かになってきたことに端を発することを鑑みて、僕はやはり今の学生協働の活動の多岐にわたるのもまた、豊かさによるものだろうと考えている。つまり、しっかりとした土台が出来上がり、豊富に人材が揃ったことによって、幅広い活動が展開されているのだろう、ということである。

もし僕がこう願うことを許されるのなら、僕のフランスへの留学もまた、そんな学生協働の活動の一部として有り得るものであると捉えたい。よって今ここに、この駄文を記すのである。



以上を書ききった後に気が付いた。本当は理屈などどうでもよい。ただ、ありがとうと行ってきますと帰ってきたらまたよろしくの、この三つだけでよいのだ。

本当に伝えるべき言葉は、いつも最も簡潔で、最も飾らない言葉。そして心のこもった言葉、魂の込められた言葉。

僕は語ってしまった。物語るということ、それは選択されたストーリーに乗せて自分を飾るという行為。僕自身の言葉を用いられたとは言ってみたがしかし、物語るということがそのようなものであるが故に、…僕は語ったのだろうか、それとも騙ったのだろうか。



今の4年生の皆さんとは、もうこの夏を超えれば、お会いできる機会はおよそないだろう。だから、温かく支えて下さった皆さんへのお礼を述べるとともに、留学による更なる飛躍を誓いたいと思う。いや、もちろん、この誓いは、学生協働に関わる全ての方々に向けてするものである。



「ありがとう」の言葉を胸に、いざ羽ばたかん―


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| http://www.lib.yamaguchi-u.ac.jp/blog/index.php?e=141 |
| 総合図書館:活動報告::その他 | 02:10 PM | comments (3) | trackback (0) |

まずは、体に気を付けて。
そして、多くのことをフランスで吸収してきてください!

出会いは人を成長させる。おそらくこれが、一番実感しやすいことだと思います。
私としては、さらに大きくなった薮中君に、会いにゆこうという楽しみができてうれしいですよ(笑)


いってらっしゃい。
| 4年 浅野 | EMAIL | URL | 2011/08/11 08:22 PM | 9ASyLc5. |

薮くん いよいよフランスに旅立たれるんですね^^

メッセージ、私はもう学生協働のメンバーじゃないけど見送る気持ちは同じつもりなので読ませてもらいました。

くれぐれも身体には気をつけてくださいね。

薮くんの健康と飛躍を願ってます^^

いってらっしゃい!!
| OG  M美 | EMAIL | URL | 2011/08/08 10:00 PM | l4XkLIQ6 |

健康に気をつけて、頑張ってきてください♪
フランスのお水は基本硬水で、
日本人にはあまり馴染まないそうですので、
そのへんお気をつけて><
もちろんお水だけじゃなくて、食事も、生活習慣も、人も、
全然違うと思いますが、めげずに楽しんで来てくださいね!!
| 4年 森實 | EMAIL | URL | 2011/08/05 03:25 PM | 0GiX97uk |











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