あるある……の、その前に
こんにちは。
学生協働4年の三阪です。

今年も暮れに近づいてきましたね。そろそろ年末の予定が決まってきた頃合いでしょうか。
さて、今回は皆さんにも身に覚えがあるかもしれないお話です。

例えば、雨の多い梅雨や秋霖の時期。
図書館で本を借りてカバンに入れ、さあ いざ家に帰らん、と勇み足で外に出ると雨。
傘もないし家も近いし、走れば まあ 大丈夫じゃない?と思ってそのまま駆け出したときとか。
例えば、レポート課題の多い試験期間。
課題がいっぱいある、しかも本読まないと書けないやつばかりが。
もしかして、このまま頑張ればワンチャン課題提出間に合うんじゃない?と思ってカフェイン片手に徹夜したときとか。

本に水がかかってしまったこと、ありませんか?
('ω')<もしくは、コーヒーやお茶などの飲み物とか、本の上に零しちゃったことはないですか?

本が水に濡れてしまった。
それはもう起こったことなので、そのこと自体については とやかく言いません。
しかし、しかしですよ。
濡れた本をそのまま放置するのはNGです!
濡れたなら、そのまま置いとけば乾くじゃないかって?
それこそが問題なんです。

水を含んだ紙を何もせずにそのまま乾かすと、一体どうなるでしょうか。
そう、しわしわになるんです。
   ↓こんな感じや



   ↑こんな感じで
このような状態になってしまった本は、もう元には戻せません
ページは しわしわのままで開きにくくなり、場合によってはページ同士がくっつきます。
また、水に濡れた紙は繊維同士の絡みが緩く、少しの力でも簡単に破けてしまいます。
ページが破れた本は、修理が必要になります。
実際の修理の様子は ▼こちら
こうなるのを避けるために、濡れた本をそのままで放っておくのは絶対にやめてください


図書館から借りた本を濡らしてしまった。
放置がダメであるのは再三お伝えした通りです。
では、それからどうすればいいのか?
その対処法をお教えします!
濡れた本の応急処置
1)ティッシュペーパー(キッチンペーパーでも可)を薄い2枚に分離させる
2)本の濡れているページ1枚1枚をティッシュで挟む
3)全ての濡れたページ・部分を挟み終えたら本を閉じ、上から重いものを載せる
4)乾くまでそのままにする
こうすることで、本がしわしわになるのを防ぐことができますにくきゅう
そんな大変なことできるか!と思われた方は、気軽に図書館までご持参くださいね。

他にも、図書館の本にまつわる困ったことと言えば、落書きがあります。
特にTOEICや理系などの問題集への書き込みが頻繁に見られます。
こちらもぜひ避けてもらえると嬉しいです。

図書館の本は、あなたが借りた、そのひと時だけのものではありません。
あなたが返したその後、1年後も10年後も誰かが使い続けるのです。

どうか本の丁寧な利用をお願いします。

このエントリーをはてなブックマークに追加
| http://www.lib.yamaguchi-u.ac.jp/blog/index.php?e=832 |
| 総合図書館:活動報告::破損本・落書き本 | 07:13 PM | comments (0) | trackback (x) |
PAGE TOP ↑




お知らせ
サイト内検索
カレンダー
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31       
<<前月 2024年03月 次月>>
最近の記事
最近のコメント
分類
アーカイブ
RSS
POWERED BY
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)