2013/09/14 (土)
こんにちは、お久しぶりです、学生協働2年の小原です。
山口は最近涼しくなったかと思いきや、また暑くなってきました…。 皆様いかがお過ごしでしょうか? さて、今日はML連携展示についてです。 昨年度に引き続き、今年度もML連携特別展が開催されることとなりました! 実はその準備のために、学生協働も7月末頃から始動しています! 遅くなりましたが、その活動の様子を少しばかりお伝え致します ![]() そもそも、ML連携って? →M=museum L=library ミュージアムとライブラリーの頭文字をとって「ML」、 その名の通り、博物館と図書館の連携という意味です。 ML連携展示とは、博物館・図書館で連携して行う展示のことなのです。 話は戻りまして… 平成25年度のML連携特別展は「再生」がテーマとなりまして、 私たち山口大学総合図書館では「本の再生」について取り扱うことになりました。 タイトルはずばり…「図書館が繋ぐもの -本を未来へ-」です! 会期は11月3日から1月31日で、山口大学総合図書館内の展示スペースにて展示を行います。 展示初日は姫山祭の日ですので、皆様、ぜひぜひ足を運んでくださればと思っております♪ 山口大学 埋蔵文化財資料館さんも、同時期に、 ML連携特別展「博物館が繋ぐもの -遺跡を未来へ-」を埋蔵文化財資料館にて開催されます。 図書館としての展示は、「修復を行った貴重資料の紹介」と「図書の修復活動の紹介」の二部構成となります。 私達学生は、WGの活動(破損本バスターズの活動)を軸に、後者について展示パネルを鋭意作成中です! 7月某所… 展示の準備開始 ![]() まずは、この展示で何を伝えたいか、WGのメンバーみんなで考えました。 なかなか難しいことでして、すぐには決定できませんでした。 しかし、 壊れてもすぐに新しいものを買わない理由は・・・? なぜ私たち学生がWGで本を直しているのか・・・? そういうことを丁寧に追っていくと、 やはり私たち自身もいい状態で本を使いたいし、それを未来の学生にも使って欲しい、 つまるところ、皆さんの図書を皆さんで丁寧に大切に使って欲しい、 という考えにたどり着きました。 そして、それを伝えたいという思いを胸に、パネル作りにあたり大きく3つに構成を分けることになりました。 ①本の基礎知識 ②修理方法 ③豆知識 この3つのパネルを作ることに。 その一つ、修理方法の手順の説明のパネル作りのために、 8月2日破損本を改修工事中の図書館にお邪魔して確保しました。 その後、8月5日、6日の2日間で実際に修理を行いました。 ![]() こんなものや… ![]() ページが取れてしまっているもの… ![]() はたまた、表紙がかけているもの等々様々な破損本がありました。 それらを直しつつ、その工程の写真を撮りました。 ![]() そして、パネルの構成をどうするか、各パネルの担当者を決め、各班ごとに考えました。 ![]() 案の山、山、山 その後、8月23日に再びWGメンバーで集まってパネル案を確認、意見を出し合いました。 ![]() 真剣です…! ![]() しかし時には笑いも交えつつ… メンバーの皆さんから色々な意見がでるので、自分だけでは見えなかった部分が見えたり、 新たな情報を得ることができたり…WGってすごい場です。 この日アドバイスをもらったところは修正をしてくることに…。 ひとまず、今回のご報告はここまでです。 破損本修理について、どういう風に伝えればよいか、どうすれば思いが伝わるか、なかなか難しいです。 パネルは思考錯誤の連続で、まだまだ完成の気配は見えませんが、 より分かり易く、満足のいくものになるようにWGメンバー一同、精一杯頑張っています! それではこの辺りで失礼します。 LA2年 小原
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