ML連携特別展の準備をしています!
こんにちは、お久しぶりです、学生協働2年の小原です。
山口は最近涼しくなったかと思いきや、また暑くなってきました…。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、今日はML連携展示についてです。
昨年度に引き続き、今年度もML連携特別展が開催されることとなりました!
実はその準備のために、学生協働も7月末頃から始動しています!
遅くなりましたが、その活動の様子を少しばかりお伝え致しますにぱっ

そもそも、ML連携って?
M=museum
 L=library

ミュージアムとライブラリーの頭文字をとって「ML」、
その名の通り、博物館と図書館の連携という意味です。
ML連携展示とは、博物館・図書館で連携して行う展示のことなのです。

話は戻りまして…
平成25年度のML連携特別展は「再生」がテーマとなりまして、
私たち山口大学総合図書館では「本の再生」について取り扱うことになりました。

タイトルはずばり…「図書館が繋ぐもの -本を未来へ-」です!

会期は11月3日から1月31日で、山口大学総合図書館内の展示スペースにて展示を行います。
展示初日は姫山祭の日ですので、皆様、ぜひぜひ足を運んでくださればと思っております♪
山口大学 埋蔵文化財資料館さんも、同時期に、
ML連携特別展「博物館が繋ぐもの -遺跡を未来へ-」を埋蔵文化財資料館にて開催されます。

図書館としての展示は、「修復を行った貴重資料の紹介」と「図書の修復活動の紹介」の二部構成となります。
私達学生は、WGの活動(破損本バスターズの活動)を軸に、後者について展示パネルを鋭意作成中です!

7月某所…
展示の準備開始ダッシュ
まずは、この展示で何を伝えたいか、WGのメンバーみんなで考えました。
なかなか難しいことでして、すぐには決定できませんでした。
しかし、
壊れてもすぐに新しいものを買わない理由は・・・?
なぜ私たち学生がWGで本を直しているのか・・・?

そういうことを丁寧に追っていくと、
やはり私たち自身もいい状態で本を使いたいし、それを未来の学生にも使って欲しい、
つまるところ、皆さんの図書を皆さんで丁寧に大切に使って欲しい、
という考えにたどり着きました。

そして、それを伝えたいという思いを胸に、パネル作りにあたり大きく3つに構成を分けることになりました。

①本の基礎知識
②修理方法
③豆知識
この3つのパネルを作ることに。

その一つ、修理方法の手順の説明のパネル作りのために、
8月2日破損本を改修工事中の図書館にお邪魔して確保しました。
その後、8月5日、6日の2日間で実際に修理を行いました。


こんなものや…


ページが取れてしまっているもの…


はたまた、表紙がかけているもの等々様々な破損本がありました。

それらを直しつつ、その工程の写真を撮りました。


そして、パネルの構成をどうするか、各パネルの担当者を決め、各班ごとに考えました。


案の山、山、山

その後、8月23日に再びWGメンバーで集まってパネル案を確認、意見を出し合いました。

真剣です…!


しかし時には笑いも交えつつ…

メンバーの皆さんから色々な意見がでるので、自分だけでは見えなかった部分が見えたり、
新たな情報を得ることができたり…WGってすごい場です。
この日アドバイスをもらったところは修正をしてくることに…。

ひとまず、今回のご報告はここまでです。

破損本修理について、どういう風に伝えればよいか、どうすれば思いが伝わるか、なかなか難しいです。
パネルは思考錯誤の連続で、まだまだ完成の気配は見えませんが、
より分かり易く、満足のいくものになるようにWGメンバー一同、精一杯頑張っています!

それではこの辺りで失礼します。

LA2年 小原


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