ラーニング・コモンズ勉強会
新しい図書館の部分開館まで残すところ約1か月となりました。
新図書館にはこれまでになかったさまざまな機能が増設されます!
そのひとつがラーニング・コモンズですチョキ



チューリップラーニング・コモンズとは・・・?

学生の自発的な学修(アクティブラーニング)を支援する場のことです。
ディスカッションが可能で、可動式の机や椅子、自由に使うことのできるホワイトボードなどの各種ツールをとりそろえています。
また、物だけでなく、学修のサポートをするスタッフも常駐しているので、気軽に質問をすることができます。
特徴としては、非常にオープンなスペースで、グループごとの仕切りがないので、学修の様子を互いに垣間見ることができます。
通りがかりの人や、同じ場所で学修する人の視線を意識ながらディスカッションやプレゼンを行うことにより、より高いレベルの学修効果が期待できる空間として注目されています。

【完成イメージ図】





ラーニング・コモンズはこれまで情報ラウンジがあった場所に設置されます。

LibraryNewsLetter「特集 新しい図書館の目玉コーナー」に新図書館の未来予想図を掲載しておりますので、そちらをご覧ください。
館内のどこに設置されるかが確認いただけます↓
http://www.lib.yamaguchi-u.ac.jp/lib-nws-ltr/pdf/library_news_letter(4).pdf





現在、ラーニング・コモンズはさまざまな大学や図書館で導入されていますが、

●場所や物も大切だが、それらを用意しただけでは自発的な学修の支援はできない。
●自発的な学修支援のためには、人的支援や学内各所の理解・連携がなによりも必要で、かつそれを得ることは容易ではない。

・・・という課題があります。



ラーニング・コモンズで自発的な学修を支援するためには、この課題に真摯に取り組む必要があります。

そこで!

ラーニング・コモンズに関する勉強会(全4回)を開催することになりました!にぱっ

花第1回の勉強会の様子




勉強会では、「ラーニング・コモンズってよく聞くけどどういうものなの?」という基本的なところから、「今大学教育ではどんな変化が起きているの?」「その変化に対応しながらラーニング・コモンズを成功させるにはどうすればいいの?」ということを考えていきます。

職員だけでなく、学生協働の学生の有志にも参加してもらいました。





第1回 7月18日(木)

他大学ラーニング・コモンズの事例紹介として、同志社大学と立命館大学図書館のラーニング・コモンズの見学報告を中心に、まずはラーニング・コモンズの具体的なイメージをつかみました。

花立命館大学のラーニング・コモンズを紹介をする職員1年目の岡崎君↓



参考URL(ラーニング・コモンズ紹介ページ)

チューリップ同志社大学
http://www.doshisha.ac.jp/research/lc/lc.html






チューリップ立命館
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/mr/lib/plr/outline.html






 
第2回 7月31日(水)

ラーニング・コモンズが今注目されている理由は、国の方針が、従来の講義形式(知識を一方的に与える学修の形)よりも、主体的・能動的な学修の形をより重視するようになったから、そして、それを大学で実現するためには、ラーニング・コモンズが適しているからだということを確認しました。
そのことを踏まえた上で、ラーニング・コモンズを成功させるためには、図書館だけでなく各所と連携していかなければならないことが説明されました。

参考URL


 
文部科学省中央教育審議会「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて~生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ~(答申)」
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1325047.htm



第3回 8月22日(木)

大学教育センターの林透先生にお越しいただき、山口大学のFD研修の紹介と、ラーニング・コモンズと山口大学の教育理念である「共育」との関連付けについてお話していいただきました。
林先生との質疑応答・ディスカッションの時間では、学生協働の学生も発言し、教員と学生と職員がいっしょになってラーニング・コモンズのより良いあり方について話し合うことができました。





第4回の勉強会は8月29日(木)を予定しております。

これまでの勉強会の総括として、今後のラーニング・コモンズの連携方針や具体的な運用方法を話し合ってまとめていきます!






<改修工事進捗状況>

改修中の図書館ですが、少しずつ外観が見えてきました!






時計塔も全貌が見えてきました!







<復旧作業その後>

水害の被災から3週間が過ぎ、復旧作業がようやくひと段落つきました。


被災当日のB1F






3週間後











水害という被災を乗り越えて、工事も進んでおりますし、部分開館に向けての準備も進めております。
新図書館にどうぞご期待ください!



職員 森實

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| http://www.lib.yamaguchi-u.ac.jp/repair-blog/index.php?e=48 |
| 改修日記 | 04:05 PM | comments (4) | trackback (x) |
Q大 K島様

コメントありがとうございます!
おかげさまで復旧作業もひと段落つき、今週末の大雨もどうなることかと思いましたが、特に被害もなくすみほっとしているところです。
この1か月、とにかく職員みんなで協力してこの災難を乗り越えるしかない!という一心でした。
もう2度とこのようなことが起きないようにこれから対策を講じていきたいと思います。


「ラーコモラボ通信」のご紹介ありがとうございます!
早速拝見しました。K島さんは積極的に企画の立案をされてるんですね~すごいです!私も頑張らなきゃいけないなと思いました><

ではでは、フレッシュパーソンセミナーでお会いできるのを楽しみにしております^^
| 職員 森實 | EMAIL | URL | 2013/09/02 12:48 PM | 0GiX97uk |

今さらですが。。水害大変でしたね…復旧作業お疲れさまでした。
台風、無事であってほしいですね。。

現場の写真の凄まじさは想像以上でした。
突然、自館があのような状態になっていたらと思うとゾッとします...
被害冊数..見るのも辛いです。

それにしても、復旧作業での職員の皆さまのチームワーク、素晴らしいと思います。


ラーニングコモンズに関連しまして。
図書館における学習のあり方を考えるという趣旨の「ラーコモラボ通信」というメルマガがありますよ。
私も機会あって、以前とあるキャンペーンの記事を書かせていただきました(宣伝)
http://archive.mag2.com/0001260410/20130223192413000.html
よろしければご覧ください。

それでは、フレッシュパーソンセミナーではよろしくお願いします!
| Q大 K島 | EMAIL | URL | 2013/08/30 09:33 PM | vf.k6czY |

OG M美さん

ご無沙汰しております。A乃です。
改修ブログにもコメントありがとうございます。
復旧作業はひと段落つきましたが、事後処理がまだまだ残っており、開館準備も重なって慌ただしい日々が続いております。
無事部分開館を迎えられるよう精いっぱい頑張りますので、ぜひ開館のあかつきには新図書館にお越しください!
お待ちしております♪
| 職員 A乃 | EMAIL | URL | 2013/08/30 08:35 AM | SKY2p3zE |

お久しぶりです。

このたびの水害でのご被害、お見舞い申し上げます。
連日の復旧作業お疲れさまです。
人づてに被害を耳にしていたのですが、写真を拝見して予想以上で驚きました。きっと想像以上に大変な業務をこなされてるのだと思いますが、無事に作業や工事が進んで部分開館を迎えられるようお祈りしております(^^)

ちょっと固めのご挨拶になってしまいましたが(^^;)
無事にプレオープン?になりましたら遊びに行きたいです!!
学生協働OBOG大集合…とかにならないかなあ♥

着々と進んである改修工事の様子も楽しみにしておりますのでA乃さん、よろしくお願いしますね~
| OG M美 | EMAIL | URL | 2013/08/28 09:34 PM | gtWK6KjU |


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お知らせ
山口大学総合図書館は平成24年度~平成25年度に耐震改修工事が行われます。皆さまには大変ご迷惑をおかけすることになりますが、ご理解ご了承くださいますようお願い申し上げます。
工事の進行状況は当ブログおよびこちらの「改修工事のお知らせ」ページにて随時更新していきます。
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