2014/01/28(火)
工事のため共用棟Bに箱詰めで保管していた積層書庫4・5Fの和書を、1月6日(月)から図書館に戻しています。 1月中にすべての積層書庫4・5Fの和書が館内に戻る予定です。 利用を希望の方は図書館スタッフまでお申しつけください ![]() ※今回戻ってくる積層書庫4・5Fの和書は、1980年以前に図書館に受け入れた比較的古い和書です。 ![]() OPACで本を検索したときに、配架場所が「総:書庫4F・5F図書」 になっている日本語で書かれた本のことです。 まずは、箱詰めになっている和書をブックラックに展開し、分類番号順に並べます。 ![]() ![]() 図書の分類番号によって配架する場所がちがうので、エレベータを使ってそれぞれの場所へ持っていきます。 ・分類番号000番台~200番台→3号館2F ・分類番号300番台→2号館3F ・分類番号400番台~900番台→2号館4F ![]() 皆さんは、図書の背表紙にラベルが貼っているのをご存知でしょうか? ■1番上が分類番号 ・・・本の内容を表す数字です。 たとえば、語学に関する本には800番台の数字、 文学に関する本には900番台の数字がついています。 ■2段目が著者記号 ・・・著者を表すアルファベットと数字です。 たとえば、加藤尚武(Kato Hisatake)→K30、村田純一(Murata Junichi)→M83 ■3段目が巻号 ・・・シリーズものや上下巻セットの本の場合、ここに数字が記載されます。 たとえば、上下巻だったら、上巻は1、下巻は3。 一人が書架の向こうから渡して、 ![]() 一人が受け取って並べていきます。 ![]() ![]() がらがらだった書架が少しずつ埋まっていきます。 before ![]() after ![]() ![]() ![]() なぜ書棚に隙間が空いているかというと、研究室から返却されて何年も箱詰め保管していたものや、B1Fに仮配架している本をここに合体させる計画があるからなのです! 移動してくる図書の数を計算して、棚を何段空けておけばうまく収納できるかメモを貼り、それをもとに本を並べています。頭脳戦です ![]() もちろん、ノンストップで図書を書架に並べるのは意外に体力を使うし、多くの図書を載せたブックトラックを運ぶのはけっこう大変なので、体力勝負でもあります ![]() ![]() ![]() お探しの図書がB1Fにない場合は、こちらもスタッフまでお申しつけください。 そして、毎日の作業のあとに残る、大量の段ボール。。。 ![]() これらの段ボールを図書館玄関の傘立て横に置いていますので、ご自由にお持ち帰りください ![]() ![]() 大量に必要な方は図書館職員までお気軽に声をおかけください♪ 今回の移動作業は、職員と学生協働メンバーに加えて、学生アルバイトさんもいっしょに行っています。 学生アルバイト4年生の藤永君に作業についてインタビューしました ![]() ―図書館の移動作業は力仕事が多いので、力持ちの男性が作業に来てくれて感謝してます ![]() 作業をしてみてどうですか? 「自分は今4年生なので、在学中に完全開館した図書館を使うことができないのは残念ですが、こうして作業をして図書館に貢献できるのは嬉しいです ![]() ![]() ―そう言ってもらえると職員の私たちも嬉しいです♪ ちなみに、図書館は一般の方も利用できるので、卒業後もぜひ図書館に来てください! 「そうなんですね。ぜひまた卒業後も来たいと思います ![]() 藤永君、インタビューに答えてくれてありがとう! 今後も作業お願いします ![]() 追記 試験期間中につき、館内は学生さんでいっぱいです! 1F アカデミック・フォレスト ![]() 文化交流スペース ![]() M2F 学習スペース ![]() りぶプラザ ![]() 工事で図書館が使えない間、学生の皆さんは学習する場所を確保するのが大変だったと思います ![]() 資料の移動作業はありますが、今こうしてたくさんの学生さんに快適な学習環境を提供することができ、図書館としての役割を果たせていること、皆さんの喜ぶ顔や熱心に勉強する姿を見れることを、とても嬉しく思います! 資料を移動しながら開館しておりますので、利用者のみなさまにはご不便をおかけすることもあるかと思いますが、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。 職員 森實 ***みなさまからのコメントをお待ちしております*** 下記にお名前とコメントを書いて「コメントを送信」をクリックしてください
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| 改修日記 | 06:02 PM | comments (2) | trackback (x) | |