参考文献リストの作り方
レポートの中で引用した文献や参考にした文献は、レポートの末尾に「参考文献」として記載しましょう。
「参考文献」の書き方は分野によって異なることがありますが、ここでは一般的な作法を紹介します。自分の専門分野特有の作法が知りたいときには、先行研究での記載のしかたを確認したり、指導教員に相談してみるとよいでしょう。
1. 参考文献の記載のしかた
レポートを作成するために活用した文献のうち、一般的な学部生の知識を超える内容のものは、参考文献リストに記載する必要があります。逆に、一般的な学部生が知っている一般常識的内容の文献は、参考文献リストに記載する必要はありません。
参考文献リストを作るために必要な情報は以下のとおりです。レポートのための資料収集の際は、このような情報を控えておくと、最後にまとめるときにスムーズです。
参考文献リストに必要な情報
- 著者または編者
- 発行年
- 書名(論文の場合は論文名及び掲載雑誌名)
- 出版社
- ページ数(インターネットの場合はURL及び参照日付)
実際のレポートでは、以下の例のように記載します。
- ●図書の場合
- 井下千以子(2014)『思考を鍛えるレポート・論文作成法』 慶應義塾大学出版会 pp.90-98.
- ●論文の場合
- 木村 友久(2003)「知的財産権学習認知構造に対応する教育メディア開発」『情報科学技術研究集会予稿集』40, p.63
- ●インターネットの場合
- 山口大学学生支援部教育支援課共通教育係(2014)「共通教育」(http://g-kyoumu.jimu.yamaguchi-u.ac.jp/kyotsu/top.html)(2018年2月26日閲覧)
2. もっと詳しく知りたいときは・・・
- ●総合図書館 1Fアカデミックフォレスト
- 総合図書館1Fアカデミックフォレストのアカデミック・スキルコーナーには、大学での学び方やレポートの書き方などについて書かれた本が置いてあります。
参考文献
井下千以子著(2014)『思考を鍛えるレポート・論文作成法』 慶應義塾大学出版会.
酒井聡樹著(2017)『これからレポート・卒論を書く若者のために』 共立出版.