総合図書館常設展示「幕末動乱のなかの奇兵隊」開催のお知らせ

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2017年3月15日

ポスター

2017年は維新の風雲児高杉晋作没後150年にあたる年です。およそ150年前、長州藩をはじめとする討幕派は幕府軍を相手に戦い、勝利をおさめました。この勝利が江戸時代から明治時代へ転換する大きな転機になったと言われています。今回の展示では、激動の時代を疾風のごとく駆け抜け、維新の立役者となった高杉晋作の生涯、さらには彼の創設した奇兵隊の活躍を中心に、近代日本の礎となった幕末動乱の時代をパネルで紹介しています。

また、ふだんはなかなか目にすることのない奇兵隊や討幕戦争にまつわる貴重資料の数々も展示しています。中でも、漢籍『重刊鮑氏戦国策』は、小倉藩藩校「思永館」と「奇兵隊」の2つの蔵書印が並んで押されており、奇兵隊が四境戦争・小倉口の戦いで戦利品として持ち帰った歴史を窺い知ることができる、興味深い資料です。

ぜひ会場でご覧ください

会期:
2017年3月10日(金)~8月10日(木)

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