コンテンツメニュー

Complication of Generalized Amyloidosis and Clonorchis sinensis Infestation in a Cat

Bulletin of the Faculty of Agriculture, Yamaguchi University Volume 23 Page 579-590
published_at 1972
Title
鮪の全身性アミロイド症と肝吸虫症が合併した1例
Complication of Generalized Amyloidosis and Clonorchis sinensis Infestation in a Cat
Creators Sato Akio
Creators Inoue Makoto
Creators Sasaki Toshiharu
Creators Ishiguro Hideo
Creators Kajiyama Matsuo
Source Identifiers
肝吸虫がわが国の多くの県に広く分布していることは周知の事実である。山口県下でも昭和39年夏,岡山大学医学部で組織された「中国地方肝吸虫調査団」の来県により,新たに山口市名田島地区において肝吸虫の第一中間宿主たるマメタニシの棲息が確認され,その後の検査によって同地区が本吸虫の濃厚浸淫地帯であることが証明された。さらに猫が肝吸虫の重要な終宿主の一つであることも知られており,この両者の関係を調査した報告は多いが,その患畜についての病理学的所見に関する詳細な記載はない。また家畜におけるアミロイド症は一般に想像されているほど稀れな疾患ではないといわれているが,猫の本症例は比較的すくなく,わが国では中松らの一例報告があるにすぎない。著者らは最近,全身性アミロイド症と肝吸虫の重度寄生を合併した症例を剖検する機会に恵まれたので,主としてその病理組織学的所見に報告した。
Subjects
農学 ( Other)
Languages jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publishers 山口大学農学部
Date Issued 1972
File Version Not Applicable (or Unknown)
Access Rights metadata only access
Relations
[ISSN]0513-1715
[NCID]AN00244250
Schools 農学部