2013/05/28(火)
5月21日(火)、 図書館の改修工事の現場責任者の方に、 突撃インタビューをさせていただきました! その後編です。 前編はこちら http://www.lib.yamaguchi-u.ac.jp/repair-blog/index.php?e=43 こちらが、今回インタビューに答えてくださった現場責任者のお三方です。 右から、株式会社技工団の村田さん、山陽空調工業株式会社の宗里さん、住友電設株式会社の一宮さんです。 技工団さんは建築に関する全般、 山陽空調さんは空調や給排水、 住友電設さんは照明等の電気関係を担当してくださっています インタビュアーは、金重係長と私森實、 カメラマンは新人職員の岡崎くんが務めてくれました。 Q.6 お仕事をしていて1番やりがいを感じるのはどんなときですか? 技工団:村田さん 「建築はできあがればお客様のものなので、 基本的に自分たちが中に入って使うということはあまりありません。 完成したものを引き渡したときの『わぁ!』という歓声や、 お客様の喜びが自分たちのやりがいですね」 山陽空調:宗里さん 「引き渡した時に『すごい!』と喜んでもらえたら、 それが1番のやりがいですね」 住友電設:一宮さん 「地図に残る仕事をしたとき、それがやりがいですね。 これまで全くそこになかったものができて、 それが地図に残るというのは充実感があります。 私の1番最初の仕事は関西空港でしたが、 やっぱりやりがいがありましたね!」 皆さん自分のお仕事に誇りを持っていらっしゃることが伝わってきて、 心を打たれました 私たちも利用者の方の役に立てたとき、非常にやりがいを感じます! 建設業と図書館は畑ちがいですが、 そうした喜びは根底ではいっしょなのかなと、嬉しくなりました Q.7 ここで岡崎くんから質問! 前の図書館と新しい図書館で、1番変化が大きいのはどんなところですか? 技工団:村田さん 「グループ学習室があったり、ネットを使って相談をしながら勉強できる部屋があったり、 新しい図書館は今の時代のニーズにあったいろんな機能を持つ図書館になると思います それが大きな変化ですかね」 山陽空調:宗里さん 「空調機器というのは年々新しくなって、進化しています。 たとえば、図書館の最初の空調はボイラーでした。 館内全体に配管をめぐらせて、お湯をまわしたりしていました。 それが今ではよりコンパクトになり、省エネも進んでいます。 それは大きな変化だと思います」 住友電設:一宮さん 「スイッチが一括管理になるので、かなり便利になると思います。 ダウンライトにはLEDが採用されているので、省エネも進むでしょう 特に、日当たりのいい窓際の照明は調光機能があるので、 センサーが照度を調節してくれます。 これまで全くなかったものなので、大きな変化と言えると思いますよ」 Q.8 社会人の先輩として、学生時代にこれだけはやっておいたほうがいい! ということがありましたらぜひ教えてください 技工団:村田さん 「学生時代ですか~楽しかった思い出しかないですね 社会人になったらなにかと時間を拘束されることが多いので、 自由な時間がたくさんある今みたいな時代はもう2度来ないと思って、 今この瞬間をおおいに楽しんでもらいたいですね」 山陽空調:宗里さん 「働き出すと辛いこともあるし、我慢しなくてはならないこともいっぱいあります 学生時代はもう2度と来ないので、たくさん遊んで満喫してもらいたいです」 住友電設:一宮さん 「働きだすとなかなかまとまった休みをとることが難しいので、 学生時代にしかできないことを思いっきりやってもらって、 後悔のないように頑張ってもらいたいですね」 皆さん、学生へのメッセージ、ありがとうございました! お三方とも、工事事務所では、 朝7時頃から夜遅くまでお仕事をされています。 言葉の端々から、会社の代表者としての責任感がひしひしと感じられました 建設業は、心身ともに健康で、タフでないと務まらないお仕事なのだろうと思います。 もちろん、心身の健康やタフさというのは、 どんな職業でも要求されることでしょう。 これから社会に出ていく学生の皆さんは、 それを肝に銘じて、今しかないこの瞬間をおおいに楽しみつつ、 自分自身を鍛えてもらえたらと思います。 また、学生は学業が本分です! 皆さんの学習のために新しい図書館を積極的に活用してもらえれば嬉しいです かく言う私もまだまだ未熟者。。。 これからもっと成長できるように、皆さんと一緒に学び、成長していきたいと思っています! Q.9 最後に、改修ブログに書いてほしいことなど、 希望や要望がありましたら教えてください。 技工団:村田さん 「これまで見学会を2回開催していますが、 できることならもっと中を見ていただきたいと思っています。 ただ、どうしても工事ということで危険なところがあり、 なかなか見ていただけないのが心苦しいです 完成したときのお楽しみということで、 お披露目のそのときをお待ちいただければ嬉しいです。 要望はたくさん言っていただいた方がありがたいので、 ぜひ要望・希望があったら遠慮なく教えてください」 ありがたいお言葉、心から感謝いたします! ではお言葉に甘えて、ぜひ完成のあかつきにはもう一度 インタビューをさせていただけると大変嬉しいです そのときはまた何とぞよろしくお願いいたします! 見学会の様子 第1回目http://www.lib.yamaguchi-u.ac.jp/repair-blog/index.php?e=34 第2回目http://www.lib.yamaguchi-u.ac.jp/repair-blog/index.php?e=42 ---インタビューは以上で終わりです 私が現場責任者の方とじっくりお話をさせていただくのは今回が初めてでした 安全に対する意識や、仕事に対する誇り、 そして、使う人に満足してもらいたいという気持ちに感銘を受けました! また、本編ではご紹介していませんが、 インタビューの中で村田さんがおっしゃった 『建物はできて完成ではなく、 10年、20年使い続け、アレンジされ、 愛されていくことで完成する』 という言葉にしびれました 今回カメラを担当してくれた岡崎君も、 インタビューの感想をお願いします! 「本日は、カメラマンとして、 インタビューに同行させていただきました! 今回のインタビューでは、 新しい総合図書館が、たくさんの人々の手によって つくられているということを強く実感しました 今後も、工事関係者の方々と一緒に、 すばらしい図書館をつくっていきたいと思います また、みなさんのプロ意識の高さは、 新人職員の僕にとって、とても勉強になりました! 本日は、貴重なお話、ありがとうございました。 前回の見学会に引き続き、とてもいい経験ができました」 ほんとにそうですね! 私もなかなかできないとっても貴重な体験をさせていただけて、 本当にありがたいと感じています インタビューに答えてくださった皆様、 お忙しい中快くお時間を割いてくださり、 本当にありがとうございました 今回このような機会を作ってくださったNさんにも心からお礼申し上げます ‐‐‐ 完全休館は今年の9月末まで続き、 その後10月~3月まで部分開館になります。 来年4月の完全リニューアルオープンまで道のりは長いですが、 工事関係者の皆さんと一致団結して、がんばりたい! 今回インタビューをさせていただいて、 改めてそう思いました 次回のインタビューでは、 完成の喜びの声をお伝えできると思います どうぞお楽しみに! 職員 森實
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