山尾庸三
 幕末の混乱のなか、日本の未来を拓くため、 英国へ密航した長州の五人の志士。
 今回の展示では、映画「長州ファイブ」の主人公であり、日本工学の父といわれた「山尾庸三」を紹介します。
 山口県秋穂二島で長州藩士の次男として生まれた庸三は、江戸で航海術を学んだ後、伊藤博文、井上馨、井上勝、遠藤謹助と共に密航、ロンドン、グラスゴーで5年過ごし、1868年に帰国しました。明治新政府では人材教育の必要性を説き、工部大学校(現・東京大学工学部)や、盲聾学校の設立(1876年)などに力を尽くしました。
  【展示期間】 平成18年7月1日(土)から
  【展示場所】 山口大学総合図書館1階 常設展示コーナー

    ■展示パンフレット【PDF版】

  展示の概要

      山尾庸三の生家付近

 ◆誕生〜維新時代 -長州志士としての山尾-

 ◆留学時代 -長州五傑の山尾-

 ◆明治時代 -工学の父と呼ばれて-

 ◆聾唖教育者としての庸三

 ◆展示物(林家文書、山尾庸三書簡集など)

企画:山口大学図書館

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