第4回 大学図書館学生協働交流シンポジウム【報告】

基調講演

「キャリアから考える学生協働」
講師:山口大学大学教育機構 平尾元彦 教授

「キャリアから考える学生協働」と題して、山口大学大学教育機構学生支援センターの平尾元彦教授による基調講演が行われた。平尾教授は、山口大学でキャリア教育・就職支援を担当しており、学生協働を「生きる力・働く力を育む」という観点から捉え、「変化」「主体性」「理念」の3つをキーワードとして講演した。
学生協働には、「図書館マネジメントへの参画」と「キャリアを学び育む場」という2つの意義があり、達成すべき明確な課題に対して作業分担をするのではなく、達成すべき課題や解決方法について一緒に考えることで、体験から学び、キャリアの力を高めることができると述べた。講演の最後には、学生へ向けて、興味を広く持ち、変化に対応するだけでなく変化を自らつくっていく力を身につけて欲しい、とのメッセージが送られた。

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